(レンタルサーバー、インフォシーク iswebライト(無料) が、2010年10月末日をもってサービス終了となるため、一部を当ブログに残すことにします。)思い出の一日
平成15年7月23日は忘れられない日になった。
午前10時30分頃、堤防に着くと北東の風で堤防外側は
鏡を張ったような
スケスケの状態・・・
堤防を変えようかと思ったほどだが
とりあえず仕掛けを作って落とし込み開始!
しかし潮は全く流れていない。「こんな日は底付近にいるのか?」って
中層から底重視で落としていた。しかし、全くいる気配がない・・・。
昼には風が止んで暑くなってきたので昼メシタイム・・・
海は相変わらず死んだ海のよう・・・
しかし、12時30分頃、西南の海を見るとざわついた感じで
風と共に潮目が向かってくるのが見えた。
30分待っていると、
茶色の濁りが目の前をすごい勢いで通り過ぎて
状況が一変した。この状態では釣った試しがない・・・
場所を堤防手前に移動して流れが緩くなるのを待ってみた。
14時頃だったと思う・・・潮が緩くなったが集中力が無くなってきたので
荷物を置いている場所まであと3回落として今日は諦めて帰ろうと思った時
・・・ヤツはいた!!・・・
ケーソンの継ぎ目の1メートル右側に落としたところ約1ヒロ、竿は水平の状態だった時に
道糸が左側に張ったと思ったと同時に竿が微かに
「ゴン」と響いたように感じた。
咄嗟に合わせを入れたところ、リールのエッジを抑えている指が滑って竿が垂直に天を向いてしまった。
竿が真上に向いたので穂先を折ったか?と思って穂先を見たところ大丈夫だった。
バレタかとも思ったが、ワンテンポおいて糸が堤防に沿って左に走ったのが見えたので左について行った。
その後、魚は左前方にリールから糸を
「ガ~ガ~ガ~」と出していった。
糸が止まらない事は過去に2回経験していたが、2回とも捕れなかった事が頭を過ぎったが
テンションを掛けながら出すことができた。
「今度はばらさんぞ~!」と自然と言葉が出た。弱気になったら負け、捕りたい気持ちが魚より勝ったと思う。
水深は8メートル、ただ前方の水深は分からない。
一気に10メートル?いや15メートルは糸が出たように感じた。底まで走られて魚が休んでいる時に
リールを巻き始めたが今度は前方でゆっくりと右側に動いたが重い、とにかく重くて水面まで糸がもってくれるか?
青波巧は曲がったままで糸が伸びきって相当な負担が掛かっている。
もしかして切られるかもしれないとも思ったが、底で糸が擦れてないことを信じてゆっくりと巻き上げた。
やり取り中は55㌢はあると思い描いていたが、水面に浮いたのを見てそれ以上あると思った。
タモ入れは一発で成功し、堤防に横たわっている姿を見るとデカイ~!メジャーで測ると57㌢の目盛を越えていた。
リールのスプールを見ると、糸が食い込んでひどい状態だった・・・。
それからは誰にも見せたくないと思って、濡らしたタオルを魚に被せて余韻に浸った・・・。
早速、魚拓を取ってもらうと拓寸58.5㌢、2,780㌘だった。
いつデカイのが来ても捕れるように日頃からタックルは万全な体制で望んでいるが
タナが上だったこと、7月だったことが運良く重なったので捕れたかもしれない。
もし9月、底付近であったら捕れなかったかもしれない・・・
前年の9月に掛けたヤツはものすごかった。
2ヒロ弱の止めのアタリで先手を取ったのに見事にやられてしまった。
あの経験があったから今回捕れたのかもしれないが・・・。
マグレかもしれない!
・・・それにしても夢のような1日だった・・・。

ロッド | シマノ、 青波巧240 |
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リール | アングラーズクラフト、 B.S.B 80カスタム (FPR25) |
ライン | フジノ、 ヘキスター ちぬ 3号 |
ハリス | 東レ、 トヨフロン スーパーL EX 2号 |
ガン玉 | YO-ZURI、 4B+B |
結束 | YO-ZURI、 ローリングスイベル 8号 |
針 | オーナー、 丸貝専用 7号 |
- 2010/10/19(火) 23:03:15|
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